砕石所でしかできない
ダイナミックな仕事

砕石事業部 山鹿砕石所 課長代理

水川宏志

学校法人松浦学園城北高等学校普通科 2000年 新卒

砕石所の主要製品は生コンクリートの原料になる石(砕石)・砂(砕砂)で、その品質管理を担当しています。朝に発破を仕掛け、爆破した原石を40tダンプで運びます。運んだ原石をクラッシュしたら、大きさごとにふるい分け、それを業者に納める仕事です。石・砂自体の品質チェックの他にも、一連の作業すべてに携わります。

小さい頃から身近な存在だった砕石所

私の実家は砕石所のすぐそばにあり、小さい頃から馴染みがありました。大きな重機への憧れもあって入社し、今では友人や知人など「一緒に働かない?」と誘っています。和気あいあいとした雰囲気で協力する体制ができており、働きやすい環境です。ひとりずつ専門分野があり、それぞれが意欲的に仕事に取り組んでいます。山を切り開いた広い場内で、火薬や大型重機なども使用します。私にとっての魅力は、他にはない“砕石所ならではの仕事”ができる点です。

道路や建物の原料を作り出す

砕石所は危険と隣合わせの作業です。忙しくて焦りが出ると危険が増すので、心に余裕を持って、安全に作業できるよう工夫しています。数々の苦労と長い工程を経た原石が社会で役立っている場面を見た時は、本当に嬉しいです。緑色っぽい道路はうちの砕石が使われている可能性が高いですし、付き合いのある業者さんの工事現場があると、自分が出荷した砕石で作っているんだなと感慨深くもなります。最近若手も増えており、これまで学んだことを後輩に引継ぎ、仕事の楽しさも伝えていきたいと思っています。

仕事の愛用品マルチツール

大小ふたつ持っています。必要なツールが手元にない時、自分にも人にも役立てられ便利です。1度身につけたものには愛着が湧き長く使うタイプなので、仕事でも休日でも肌身離さず持ち歩いています。

休日の過ごし方家族でアウトドア

家族みんなでアウトドアを楽しみます。最近では甲子園に行くために車中泊をしました。DIYで自分の好きなものを作ることもあります。家の中のちょっとしたものを頭でイメージして制作するのが楽しいです。