重機マスターへの道を
突き進む

土木事業部 作業長

二宮智啓

大分県立農業大学校農学部農産学科 1999年 新卒

土木工事の作業長で、主に現場で重機を操作しています。工期通りに進行できるよう、現場所長と話をして次の作業を決め、指示を出す役目もあります。夜間のみの作業だったり、足場が悪かったり、作業するための道づくりから始まったり、ひとつとして同じ現場はありません。

夢を叶えた重機大好き少年

物心ついたころから、とにかく重機が大好きです。子供の頃、建設現場で働いていたおじいちゃんは、私を膝に乗せて重機を運転してくれました。その時の楽しさや喜びを忘れないまま大人になり、現在に至ります。西日本土木は和気あいあいとしていて、人間関係がいいので働きやすいです。昔は昼夜仕事できついことも多く、辞めようと思ったことも3度ほどあります。けれど、今はそんな無茶なことはありません。しっかり休めるからこそ、仕事にも身が入ります。

匠を目指し、知識を吸収する

道を作りながら山へ登り、谷底へ下り、危ない場所での作業が多く苦労もたくさんあります。街中では道路の下にケーブルや水道管が通っていて、それらがどこにあるかわからず緊張の連続です。けれど工事が完成して、喜ばれたりほめられたりすると、この上なく嬉しくなります。新しい現場で仕事をして色々な職人さんと話をすると、さまざまなことを教わり知識が増え、自分は知らないことだらけだと痛感します。「重機なら二宮」と言われるくらいの、もっともっと熟練した匠になりたいです。

仕事の愛用品お守り

妻がくれた宇佐神宮のお守りです。現場が変わるごとに新しいお守りを渡してくれます。山に分け入り、人が足を踏み入れない場所でも作業をおこなうので心配してくれるようです。いつも胸ポケットにいれています。

休日の過ごし方重機の手入れ

現場から家までダンプに乗って帰り、そのダンプの掃除をしています。重機が好きなので、ダンプが汚いとやる気がでないんです。そのほかは家族と、公園で遊んだり買物したりして過ごします。